昭和23年5月、沖縄知事 志喜屋孝信経由で軍政府に新聞発行許可願いを提出。同年6月、軍覚書第5号、軍政府長官歩兵大佐ウイリアム・H・クレイグより『沖縄タイムス』の発行を認可された。
ついで同年7月、那覇市九区に仮事務所を設け、ガリ版刷りの創刊号(7月1日)を発行した。週2回(水・土)、タブロイド判2ページ。
沖縄タイムスは戦後史研究の一級資料であり、占領地政策の解明、復帰闘争史など民衆運動の機関紙的な役割も果たし“戦後史の証言者”としての貴重な資料である。創刊時から50年前半までの古い新聞は保存状態が悪く、原紙の傷みなどで欠号補充については、国立国会図書館・沖縄県立図書館・琉球大学・法政大学沖縄文化研究所のご協力をいただき、ほぼ完全な形でマイクロフィルム化することができた。
昭和23年(1948)7月創刊~平成9年(1997)12月 | 627リール |
平成10年(1998)以降 | 年24リール |